結論から言うと魚にも人間のように「感染・伝染する病気」があります。
しかも水中という環境のため、人間よりも広がりやすいケースも多いです。
魚の病気は大きく分けて、人間と同じく次の3系統です。
①細菌感染(バクテリア)
例
・赤斑病
・尾ぐされ病
・エロモナス症
・ビブリオ病(海水魚)
特徴
・傷口から感染
・水質悪化で発生しやすい
・水中で他の魚にうつる
・養殖場では集団感染しやすい
人間でいう「化膿感染」や「肺炎」に近いイメージです。
②ウイルス感染
例
・コイヘルペスウイルス(KHV)
・ウイルス性出血性敗血症
・伝染性造血器壊死症(サケなど)
特徴
・非常に感染力が強い
・水を介して広がる
・一度出ると大量死も
人間のインフルエンザのように「集団感染」します。
③寄生虫
例
・白点病
・イカリムシ
・ウオジラミ
・鰓寄生虫
特徴
・直接接触でうつる
・水槽や池で蔓延しやすい
・ストレスで発症
これは人間でいう「シラミ」や「ダニ」に近いです。
魚の世界は実は感染にとても不利です。
理由
・水が常に共有されている
・排泄物・粘液が拡散
・密集しやすい
・体表がむき出し
つまり
空気感染+接触感染が同時に起きる環境です。
そのため養殖では
・1匹発症 → 全滅
というケースも珍しくありません。
基本的に
魚同士の病気は人間にはうつりません。
ただし例外があります。
まれに
・ビブリオ菌(傷口から感染)
・マイコバクテリウム
・寄生虫(生食)
ただこれは
「魚の病気が人にうつる」
というより
魚が菌を持っているだけ
です。
普通に調理していれば問題ありません。
ここが面白い点です。
自然界では
・密度が低い
・水が広い
・強い個体が生き残る
なので
大流行しにくい。
逆に
・水槽
・釣り堀
・養殖
は非常に流行しやすいです。
魚にも人間と同じように
感染・伝染する病気は多数あります。
しかも
水中という環境のため
人間以上に広がりやすい
とも言えます。